長年、実に様々な物件をお化け屋敷にされたい方々よりご依頼頂き感謝で御座います。
今回はその中でも非常にレアな「エレベーター付き物件」ご活用事例だけで記事を纏めます。是非ご導入の参考にされてください。
エレベーターって怖いですよね...世界中のホラー映画でよくでてきますよね...ホラーゲームにも
扉が開く時の恐怖感…乗り合わせた密室の緊張感…急降下や天井に何者かが潜むパニック感……
弊社制作プロデュースでの【お化け屋敷+エレベーター実績】
【導入演出タイプ】・京王電鉄様ご協業の多様性のお化け屋敷「ハグハグストレンジャーズ」では通常営業ではアトラクション終了後のお帰りのゲスト専用だった普通のエレベーターがなんと「ゾンビ増量ファン感謝イベント」の一夜だけ、エレベーター自体がアトラクションライドとして始まり、エマージェンシー特殊照明、無線による緊迫したストーリーを伝える音響効果を内部に設置、白衣の研究員キャストがミッションへ導く、まるでバイオハザードの研究施設のエレベーターの様に一夜だけ生まれ変わりました。
【脱出演出タイプ】・近鉄様、竹中工務店様の大阪天王寺てんしば「カクレミ」3階建てのホステルを全て脱出型ホラーアトラクションにし、なんとミッション成功か失敗かの分岐点、ラストステージ最終手段としてエレベーターミッションが大好評でした。助かった!と思った習慣!締まりかかるエレベータの扉に敵のお化けが襲いかかる!逃げられないのか!?と思ったら、キーホルダーに付いたUSBを渡してくれたのでした!!地下施設への図面、成功者のみが知り得る真実のボイス演出、そして一階で待つミッション失敗の方々より祝福の拍手を頂ける優越感!!USBの機密データを全員で確認し真相ムービーによる感動のエンディングを分かち合うのでした!!
【脱出演出タイプ】・大手l広告代理店様による恵比寿のラグジュアリーで壮大な結婚式場をゾンビホラーアトラクションにした際は2階から最後に一階のゾンビ化した役員を助けるためにワクチン入手後、スワット舞台の指示によりエレベーターに乗り込みますが、洋風のフェンスが閉まるタイプのエレベーターにより、隙間からゾンビの奇襲が迫りまるで映画の様でした。
【直通タイプ】・大阪心斎橋 大丸(現PARCO)様「ゾンビ防衛大学」では巨大デパートのなんとエレベーター1機をゾンビ防衛大学仕様にラッピングしお化け屋敷専用エレベーターとして地下鉄より最上階のホラーアトラクションへ直通!!エレベーターガールまでご案内!!
エレベーターがお化け屋敷にあるメリット
・ゲストを円滑に運べる
・[退場用の場合]興奮状態で商業スペースへ自動誘導 飲食やグッズ、消費行動への 2時利益化
・映画やゲームの主人公気分に浸れる
・ワクワク、ドキドキ感を高めてくれる・ストーリーに集中できる
[照明][音響][画像][映像][特殊造形][謎解き]などが設置可能です。
・注意事項としては、他のフロアの一般客がバッティングしないような工夫は必要です。
上の階に普通の飲食店が存在するなど、食事後いい気分で降りてたらホラーな状況に遭遇してしまうのは可哀想ですよね。普通の内装にしていても、思わずお店と間違えてホラーなエリアに降り立ってしまったら本当のパニックです。
[お化け屋敷専用]が成立する物件で思い切り活用するのが一番です。
・フロア別活用〜例えばこんな活用法が
〜他の階はミッションクリアして選ばれた人のみが体験できるプレミアフロア
〜スペシャルイベントでのみ体験できるフロア
〜倉庫やホラーアクターのトレーニングスタジオ、イベントや撮影にレンタル可能なお化け屋敷スタジオ
いろんなテーマパーク・遊園地での【お化け屋敷・アトラクション+エレベーター】
・そのまま有名なのはディズニーランドの「タワーオブテラー」ですよね。これはエレベーターそのものをライドアトラクションとして建造されています。因みに東京タワーで常設お化け屋敷を作る際に弊社プロデューサー・マイケルティーは「テラーオブタワー」という企画書を作り怒られています。。。
エレベーターを自在に制御するモーターのために「T」の様な独特な建物デザインになっているそうで、元々は海外で人気ドラマ「トワイライトゾーン」のアトラクションでしたが、若者や日本人に知られていないため、日本独自のストーリーに。通常はディズニーのアニメコンテンツありきでアトラクションされるパターンではないため、その広報には・ラジオドラマ・オフィシャルサイトでのCGアニメ・駅前で号外新聞を配るなど展開されておりました。のちに結局、海外本場アトラクションでもトワイライトゾーンでもホラーでもなく「ギャラクシーオブガーディアン」のSFアトラクションへリニューアルされました。
・同じく東京ディズニーシーの「センターオブジアース」にはメインライドのある地下へ潜るエレベーターが印象的ですね。こちらは本物のエレベーターではあります。が特殊ギミック満載で下からの送風、音響、照明で地下へ落ちていっている感覚が楽しいですが実は秘密が。。。マイケルティーは「3階オブジアース」とよく言っていますが、、、また怒られそうですのでここまででお許しください。
・昔の熊本「三井グリーンランド」(当時の名称)では地下炭鉱をめぐるアトラクションで最初に乗り込むのが擬似エレベーター美術セットでした。既に「センターオブジアース」同様のギミックで、あれだけ地下へ降りていっていたのに、お帰り出口は普通の地上でした………
・USJさんのハロウィーンホラーナイト限定「バイオハザード」はキューラインが階段、体験終了後は普通にエレベーターで一階へ帰還ですが、内装はしっかりエイジングされ雰囲気抜群でした。因みに、別料金でツアーガイドが付くVIPならぬ「R.I.Pツアー」では逆にこのエレベーターから入場し裏同線からアトラクションへ並ばないで案内されておりました。
・東京ドームシティーさんの常設で好評だったお化け屋敷「13DOOR」お見事なギミック満載の擬似エレベーターでまず乗り込む前に小窓が空いて謎のおっさんの目元が出現…名前を呼んでくれるではありませんか!!ユニバーサルスタジオのE.Tの感動のエンディングのような事がお化け屋敷の冒頭に起こるんです!!それから実際に乗り込むとそんなおじさんは存在してなくてエレベーターは屋敷の地下へ?と降りて行き、降りるのは逆側のドアという、すごく凝り尽くした演出のエレベーターセットでしたが、その後やはり稼働率的に邪魔になったのか、壊れたのか、そのまま扉から扉へ直通し地下ではなくなっていました。。。擬似エレベーターセットはメンテナンス維持が大変なので貴重な演出でした。
他にもテーマレストランなどの演出で回転式などの特殊エレベーターが存在しました。
という事で皆様が日常乗られている実際のエレベーター自体、導入が非常に高額で、お化け屋敷にわざわざ導入しようとは思わないので、逆にエレベーターが使える物件はすごく魅力的で活用しない手はないですね!!
〜以上改めて見るとエレベーターアトラクションは、人々を円滑にフロアへ運びながら同時にワクワク、ドキドキ感を高めてくれる素晴らしい発明ですね。
弊社では安全基準に沿ったシステムにより演出実現が可能で御座います。ぜひご相談お待ちしております。