お化け屋敷・ハロウィーン・ゾンビグリーティングなどのイベント・映画・TV・CM撮影で
必ずご質問いただく内容を一覧リストに纏めました。
スムーズな進行へ事前にスタッフ・演者・施設担当者へご共有、プリントご活用ください。
メイクを受ける方への事前確認・準備・ご説明
・[肌質]が弱くないか? 肌が弱い方は人工皮膚をやめ[カラーペント]のみで回避しますが、それですらNGの方がいらっしゃいます。
心配ございません[人工皮膚]は美容や食品に使用される天然の素材(ゼラチン、シリコンetc…)で硬化すれば匂いはなくなり、剥がす際はパックのように毛穴の汚れが取れ、正しく剥がせば逆に肌が綺麗になります。
・[顔剃り、髭剃り]はできれば前日までに。(直前では肌が荒れてメイクがしみる場合がございます)
人工皮膚の材料が食いつき、剥がす際に痛いので、産毛、眉毛、毛髪、まつ毛はコートします。
(産毛など顔の面積上濃い場合は事前に剃っておいた方が良いです。)
・[下着]は汚れて良いものをご着用(汗やメイクオフ時に下着まで流れてメイク色が付着する恐れ)
白よりダークカラー、Vネックなど首周りが広い肌着が最適
・[眼鏡]視力的に必要か? 眼鏡のゾンビでも良いですが、メイクが付着します(拭き取れます)
ホラー的に暗めの現場が多いですので、安全のために視力は重要です。
また、キャラクターデザインによっては片目になる場合がございます。(義眼、眼無し)その際は歩行に問題ないように視力の良い方を選定します。
・[コンタクトレンズ]同じく視力のためは勿論ですが、
着用経験がありの方が良い点は、特殊メイク用コンタクトレンズを着用できる方が迫力が違います。
着用経験がない方は、時間がかかる、涙が出る、 メイクに悪影響になります。
・[目は小さくないか?]特殊メイク用コンタクトレンズを無理してようやく入れたのにそもそも目が細くて全然目立たない方がいらっしゃいました。
・[白目ができるか?] コンタクトレンズが無理でもホラー表現に最適です。 ぜひ事前に練習を。
・[自撮り可能か?確認を]クライアント、現場によってはNGです。
公式サイドから撮影された素材のみ掲載される場合はございます。
※演者ご自分でのスマホ撮影、SNS掲載は事前確認の上、充分お気をつけください。
(逆にシナジー的に喜ばれる場合もございます。)ユーザーの夢を壊さない範囲でお願いいたします。
当日[メイク前に先に衣装へ着替えてください]特に人工皮膚は洋服についた場合取れません。また、脱ぎ着で衣装の首周りが顔面に当たりメイク崩れの原因になります。
【メイク完了後】注意事項・ヴォイストレーニング・モーション・スケアアクトなどについて当社プロデューサー・ディレクターよりレクチャーさせて頂きます。
メイク当日の環境準備
【控室】 エアコン 気温の調整 特に暑くない場所
・特殊メイクは暑さ=汗に弱いです。 メイクが早過ぎても本番前にメイク崩れが起きてきます。
・寒い場合は鼻水、涙でメイクが落ちます。
(映画撮影やプロレスラーへは毛穴を塞ぎ汗で長時間メイクが落ちない医療用の接着剤を使用します。 その場合、専用のリムーバー、技術が必要になり、メイクオフの所要時間も長めになります。)
・一般の方からは見えない場所、鉢合わせしない場所
・アクター専用のトイレがない場合はメイク顔のまま顧客とはちあわせしてしまうので特殊メイクではなく脱ぎ着できる[特殊造形の仮面]に仕様変更するケースがございます。
【椅子】椅子はメイク施術者、アクター人数分
【テーブル・机】メイク道具が載る最低一台 他には衣装を広げる机、演者の私物置き、食事休憩用
【養生】 メイク剤でテーブル・机、椅子を汚さないようにビニールやゴミ袋でカバーします。
気になさらない場合はテーブル上を拭くだけで取れます。
※和室の畳、カーペット、土足禁止な場所の場合は床にシートが必要です。
【鏡】メイク中には無しで良いです。
・ご自分でもメイクされる方がいらっしゃる場合は必要です。
・メイク落としの際は[チェック用に鏡]は必要です。(洗面台、トイレ可)
・アクターの衣装、動きのチェックには[姿見ミラー]が必要です。
【ドライヤー】 人工皮膚の硬化を早められます。
季節、気温により不要ですが、メイク時間スケジュールがタイト、メイク人数が多い場合は時間短縮のために有効です。
ドライヤー音がするので映像収録などの際は現場から離れていた方が良いです。
その他
【ストロー】口元のメイクを落とさない場合はドリンク用に。
【歯ブラシ】歯まで特殊メイク可能です。その際は終了後メイクオフするため。
【ゴミ袋】
メイクオフ
・専用のリムーバー薬品はこちらで用意いたします。
※大人数の際、撤収時間がタイトな際は皆さん同時に帰り支度ができるよう
・[コールドクリーム]・[メイク落としシート]・[洗顔料]をご用意ください。
・できれば【お湯】 毛穴の汗から浮かせるのが一番肌へ負担がありません。
[シャワー]や[湯船]で汗をかけば人工皮膚の内側から簡単にめくれます。
電気ポッドでご用意されるケースもございます。
・【ティッシュ、キッチンペーパー】【タオル】人数分ご用意ください。
映画やTVロケで特にてっぺん超える際は、車両で演者さんのご自宅へ送迎しご自宅のお風呂で落としていただく事も実際多いです。
・俳優さん、女性など次の現場やデートがないかご確認 (そのまま移動可能か?)
(すっぴんになってしまうためメイク直しの時間が必要)
デモンストレーション・ライヴショウの場合
・観客へよく見せるためには[ハイチェア]、[ハイデスク]が良いです。(特にステージがない場合)
・メイク施術者はスタンディング、または同じくハイチェアで良いです。
・ドライヤー使用の場合は [延長コード]
・メイクショウは大体15〜30分です。(ダンサーなどショウアップの場合もございます)
・通常は事前にモデルをご用意いただきます。
※来場者よりその場でご希望の方をモデルにするケースもございます。
その際は、私服のお洋服が汚れる恐れ、他の顧客へ付着する恐れ、そのまま帰られて施設外での事件事故について責任は負えない。これらの点の免責事項ご確認をお願いいたします。
・頬、額などのワンポイントメイクなら問題は縮小可能です。
・次々希望者がメイク要望されたり並ばれる場合がございます。事前に「一般の方メイク可能」「何名まで可能」「有料」などの掲示・アナウンスをお願いいたします。